プログラム参加要項

サンフランシスコNPOボランティア体験
プログラム参加者募集Q&A

旅行関係

Q1 私はサンフランシスコ市内の大学で勉強している日本からの留学生です。そのため、現地での宿泊施設は必要ないのですが、プログラムだけに参加することはできますか。

A1ご自宅からの参加も可能です。プログラム費より宿泊代を差し引いた金額をお支払いただきます。詳細はakane@jprn.org
までお問い合せください。 

Q2 日本からこのプログラムに参加することはできますか。その場合、航空券なども自分で手配して良いのでしょうか。

A2 このプログラムは現地参加型ですので、日本からの参加も可能です。航空券は参加決定後にご自身で手配してください。

Q3 14日プランに参加するために日本からの航空券を手配したいのですが、時差が良くわからないので、日本を出発する日と帰国日をいつにしたら良いのかわかりません。 

A3 例えば、3月2日(木)〜15日(水)の14日間プランの場合、日本をご出発される日は3月2日(木)になります。サンフランシスコへの到着は時差の関係がありますので、同日3月2日(木)になります。現地プログラムは、
15日(水)の反省会をもって終了します。現地(サンフランシスコ)を出発される日 は、3月16日(木)です。日本への到着は時差の関係がありますので、翌日3月17日(金)になります。空港ー宿泊施設間の移動については、参加手続書類にてご案内いたします。 

Q4 生活費は現金で持っていかない方がいいのですか。

A4 現地へ多くの現金を持っていくのは危険です。現金の代わりとしては、世界各国で通用するトラベラーズチェック(小切手)が便利です。券面の小切手ナンバーを控えておけば、盗難・紛失の際にも払い戻しや再発行をしてもらえます。

Q5 滞在期間をもう少し長くしたいのですが、研修終了後に延長することはできますか。

A5 可能です。ご希望の方は参加希望用紙に詳しくご記入ください。


現地の状況について

Q6 バークレイ周辺の治安、安全性は、どのようなものですか

A6 学生街なので人通りは多いですが、安全な所もあれば、危険な所もあります。一概に治安が悪いとはいえませんが、日本と違うという意識を持つことは大切です。人気のない通り、夜遅くの一人歩きなどは避けた方がいいでしょう。

Q7 現地の気候について教えてください。

A7 季節により異なりますが全体として温暖です。夏場は東京や大阪よりやや寒く、冬場はやや暖かい程度と考えてください。ただし、湾岸地域なので、風は冷たく、湿気がないので、特に夏場は涼しく感じられるでしょう。また、日中の温度差も激しく、特に朝晩は冷え込みますので、真夏でも冬用のジャケットを必ず一着ご用意ください。その年によって、気候や温度も変わります。平均温度は以下の通りです。
 春/秋 7-24℃
 夏    16-30℃
 冬    4-16℃

Q8 服装は、どのようなものがいいでしょうか。

A8 フォーマルな服を着用する必要ありません。むしろ、動きやすくて汚れても洗濯が可能な服装やスニーカーをご持参することをお勧めします。朝夕は、寒くなることもあるので、温度調節がしやすい服装、厚めのジャケットなどもお持ちください。

Q9 滞在場所についての情報を教えてください。

A9 学生街、NPOメッカのバークレイにある滞在型レジデンシャルホテルをご紹介します。アメリカでは、1週間以上の長期滞在者用としてポピュラーな宿泊所で、いわゆる「ホテル」とは異なります。トイレ、シャワールーム、キッチン、TVルームなどは共同です。共同のトイレとシャワールームは各階に2つずつあります。コインランドリーも各階に1つずつあります。共同キッチンでは、冷蔵庫、トースター、ガスコンロ、コーヒーメーカ等の他に食器なども自由に使えます。各客室には、基本的にリネン(シーツ、タオル)、ベッド、サイドテーブル、クローゼットがついていますが、室内でも料理は禁止されているため、ホテルのように湯沸かしポットなどは設置されていません。また、1階には、無料で利用できるスポーツジムと温水プールもあり、周辺には映画館やレストランもあります。バークレイ・カルチャーをお楽しみください。

Q10 食費など生活費の面でいくらぐらい持っていくのか想像がつきません。人によって異なると思いますが、概算をおしえて下さい。

A10 食事は、個人差があります。目安としては、すべて外食となると、朝食3-10ドル、昼食 5-15ドル、夕食10-20ドル程度なので1日25ドル程度は必要でしょう。しかし、朝はコーヒーとパンまたはコンフレーク程度ですませて、昼はテイクアウト、夜は自炊をされれば1日10ドル以下でもすみます。(もちろん、食べるものによって異なるので、20ドル、30ドル、、、かかることもあります。)実際は夕食もされることもあると思いますので、合計で約200?300ドル(約2週間)とお考えいただければよいでしょう。この他に、おこづかい(お土産代、自由時間の交通費、遊び代など)もプラスしてください。なお、 オリエンテーションの際、ホテル付近のレストランやファーストフード店などを紹介した資料をお配りします。

Q11 現地での交通費は、どのくらいかかるのでしょうか。

A11 プログラム中の交通費は、個人負担です。原則として公共機関ですので、プログラム関係だけでいえば、2週間で40?50ドル程度でしょう。なお、サンフランシスコとバークレイの往復は、地下鉄で6ドル弱です。

Q12 海外(またはアメリカ)旅行は初めてです。出発前に準備できることがあればアドバイスしてください。

A12 知らない国で生活するというのはとても不安です。そんな不安を少しでもやわらげるため、有意義な時を過ごすためにもガイドブックやインターネットを利用して現地の情報を少しでも多く集めておくことをお勧めします。得にガイドブックには、電話のかけ方、アメリカの基礎知識、チップとマナー、旅の安全対策などアメリカ滞在中に役立つ情報がかかれていますので、アメリカ旅行が初めてな方は1冊購入されてご持参されることをお勧めします。

コンピューター関係
※これらの情報は2002年4月現在のものです。

Q13 インターネットに接続するために必要な機材を教えてください。

A13 アメリカの電源アダプター、モジュラージャックは日本の形式と同一のため改めて追加の機材を購入する必要はありません。日本で接続していたのと同様、そのままご利用いただけます。
電圧についても120V(日本100V)のため、ほとんどの機器は問題なく使用出来ますが、出来るだけ変圧機を持参されるようお勧めします。

※モデム(通常はノートパソコンに初めから内蔵されています)も、日本でご利用されていたままで使用できますが、日本国外での使用認定を受けていないモデムを使用する場合は法律違反となります。ただ、特に罰則規定は無く、実際はほとんどの人がそのまま利用しています。以上のことを踏まえたうえで、各個人の判断にお任せしています

Q14 インターネットに接続するための接続業者(プロバイダ)を教えてください。

A14 通常は現地でのプロバイダ契約をお勧めしますが、短期の方や手続きが面倒な方は日本でご使用されていたプロバイダが海外ローミングサービスを行なっていれば、そちらをご利用いただけます。ただし、この方法だと別途ローミング接続費用がかかるので、費用を抑えたい方は、あらかじめ海外ローミングサービスが無料(※電話代は含まれません)のプロバイダに加入しておくと良いでしょう。

海外ローミング接続料が、完全無料のプロバイダは以下の通りです。
ASAHIネット http://www.asahi-net.or.jp/
so-net http://www.so-net.ne.jp/
AOL http://www.jp.aol.com/

Q15 インターネットカフェなどで、日本語は使えるでしょうか。

A15 インターネットカフェによって異なりますが、ほとんどのインターネットカフェでは日本語フォントは読めますが、入力が出来ないためローマ字入力となります。その点は、あらかじめご了承ください。また、どうしてもインターネットカフェで日本語を使いたい方は下記のサイトを参考にしてください。

[CyberCafe Centre]
http://tomvow.hypermart.net/cafes/index.html

Q16 パソコンとアダプターは、持参する必要がありますか。

A16 現在、インターネット/イーメール以外の目的のために毎日使用されている方は、ご持参すると良いでしょう。滞在先のお部屋にはDSL回線がついています。接続に関してはご自身で対応していただきます。また、施設内には共同コンピュータルームがあり、滞在者用のコンピュータが2台あります。(インターネット/イーメールをお使いになりたい方は、下記Q16をお読みください。)パソコンを持参する場合、できるだけアダプターや変圧機を持参されるようお勧めします。なお、アダプターや変圧機はいろいろな種類があります。どの種類が使用可能かはわかりかねますのでご了承ください。購入したところに、電圧120ボルトの地域またはアメリカで使用可能かどうか尋ねておくことをお勧めします。

Q17 E-mailは使わせてもらえるのでしょうか。

A17 原則として、緊急なご用件(怪我、事故、病気、盗難など)以外は、JPRNアドレスのご利用はご遠慮いただいております。なお、皆様がご滞在する宿泊施設には、滞在者用のコンピュータが2台ありますが、共用ですので、使用できる時間が限られています。また、日本語の読みとりは可能ですが、英語環境ため、日本語での書き込みはできません。ローマ字の文章での、やりとりになります。なお、施設内の滞在者用コンピューターをご利用になる場合は、 E-mail管理上の問題で、現在ご自分がお使いになっているアドレスはご使用できませんので、ホットメール(Hotmail)などのアドレスを確保し、Web上のイーメールを利用してください。Hotmailのアドレスやその他のご質問は、 Hotmailのサイトをご覧になってください。

Q18 多少の費用がかかっても構いませんので、現在自分のアドレスを使ったイーメールを利用する環境を整えることはできないでしょうか。例えば、携帯電話をレンタルして、これでイーメールを行うといった方法はないでしょうか。

A18 以下の方法が可能です。

、現地(空港など)で携帯電話をレンタルする

A)NOKIAの携帯電話 電話の送受信、文字制限のあるテキスト文書のみ送受信可能。 電話機のレンタル料金は無料です。通話料金は、1分間3ドル50セント(アメリカ国内・国際)。最低使用時間として、レンタル日数×5分の使用が必要です。注:上記に記載してある料金は2000年現在のものです。

B)データ通信可能な携帯電話(PC用)電話の送受信、インターネット使用可能。「モトローラ550」というケーブルをコンピュータと携帯電話につけインターネットへのアクセスを可能にします。ただし、IBM系コンピュータのみ使用可能で、携帯電話サービ ス代理店では、インストールに関するサポートなどは一切提供していないとのことです。したがって、英語で 書かれた説明書をみながら、ご自身で必要ソフトなどをインストールしなければならないので、英語の読解に自信がある、コンピュータに詳しい方しかお勧めできません。ケーブルレンタル料は1週間につけ15ドルと1 ヶ月http://g-phone.co.jpcgi.headline.ne.jp/globalce/new.shtml
http://www.arukikata.com/otoku/jdd/top.html


Q19 変圧機など持参した方がいいのでしょうか。
A19 米国では、電圧120ボルト、60ヘルツ。電気カミソリ、ドライヤーなどは日本製品でも使えますが、その 他の製品を使われる場合は持参された方がいいでしょう。

研修内容について

Q20 NPOについてまったく知識がないのですが、豊富な活動実績がないと参加できないのでしょうか。

A20 このプログラムは、NPOの知識や経験が必要ではありません。根本的に異なる文化から学ぶプログラムですので、知識よりも柔軟性とこれからの(現地での)経験が大切です。


Q21 海外旅行の経験はありますが、英語に自信がありません。そんな私でも大丈夫でしょうか。

A21 大丈夫です。プログラムコーディネータが日本語で通訳アシストしますので、高度な英語力は必要ありません。週末などの行動は各自フリーですが、海外旅行の経験があれば心配する必要はないでしょう。海外旅行の経験の無い方でも簡単な日常会話ができれば問題はないでしょう。

Q22 出発する前に日本で研修等はないのでしょうか。

A22 日本での研修等は用意しておりません。

Q23 どのようなボランティア活動を行うのか、具体的に教えてください。毎回違うことをするのでしょうか。

A23 4種類のボランティアをそれぞれ2回ずつ、計8回行います。1週目はJPRNのコーディネータがエスコートしますが、2回目からは、参加者が独創性を持って学べるように、エスコートなしの活動機会も提供します。具体的には、JPRNならではのネットワークによって、普通の旅行や個人では参加できない、高い評価と実績をもつNPOにて、1)ユースセンターや放課後プログラムでの子どものお世話、2)「フードバンク」と呼ばれる、低所得者のために食料を集め、提供することを事業としている団体での食品の袋詰め、3)チベット難民救援団体での仏教の本作り、4)「スープキッチン」と呼ばれ、貧しい人々に無料の食事提供をしている団体において、配布する昼食の準備・配膳・後片付け、5)環境団体での街路樹の植樹、6)週末のイベント活動等の中から4種類のボランティア先をアレンジする予定です。上記でご紹介した団体/内容は、あくまでも候補であり、今後受け入れ側のスケジュールや希望などで変更する場合もあります。

Q24 今までにこの体験プログラムに参加した方々の写真や詳しい意見などがあれば聞きたいのですが。

A24 JPRNのWeb上の「体験プログラム参加者インタビュー」(『今月のハイライトの参加者インタビュー』をご覧下さい。また、プログラムの様子は、参加者の「体験ジャーナル」として同じくWeb上に掲載してあります。ご参考までに過去のプログラム実施中、参加者の方々に毎週提出していただいた「体験ジャーナル」より参加者一部の声を以下に紹介いたします。

「私は今までのキャリアをステップ台としてスタート点に立っている所だが、なかなか飛び出せずにいた自分を今回の研修に参加した事によって自分が大きくなれた感じがする。2週間、初めての方と生活し、研修し、旅をし て、ボランティアして、アメリカという土地を違う面から満喫できたと思う。」
--元会社員・女性(2000年秋期プログラム参加)


50ドル。電話機のレンタル料金は無料です。通話料金は1分間ドル50セント(アメリカ国内・国際)。最低使用時間として、レンタル日数×5分の使用が必要です。詳細はAction Rent-a-Phone International (Email: hello@rentaphone.com, Web: www.rentaphone.com)までお問い合わせください。注:上記に記載してある料金は2000年現在のものです

2. 日本から携帯電話をレンタルする

ご自身で海外用携帯電話のレンタル会社にお問い合わせください。参考のため。日本でレンタルできる海外専用の携帯電話サービスを以下に数件ご紹介します。

ツアーフォン
http://www.tourfone.com/

ワ-ルドテル海外専用レンタル携帯電話
lhttp://www.world-tel.org/html/pc-card.html

その他
http://www.intacc.ne.jp/
http://www.sonytinance.co.jp/rental/rte_d.htm
http://g-phone.co.jpcgi.headline.ne.jp/globalce/new.shtm

「私はこの3週間で、ただ観光に来ただけでは知りえなかったことが知れて本当によかった。観光に来ただけだっ たら、ホームレスの人がいた、という感想で終わっていたかもしれない。私の初のアメリカがここバークレイ で、NPOの盛んなサンフランシスコでよかった。」
--専門学校生・女性(2001年春期プログラム参加)

「自分の進もうとしている方向性に、より強い確信をえられました。現地のNPO 職員の人たちや今回の参加者を含め、自分と同じ方向性を志す人たちが多くいるんだということが改めて分かり、勇気づけられました。」
--大学院生・男性(2001年夏期プログラム参加)

「NPOの知識はもちろん、普通の観光旅行では見向きもしなかったアメリカの社会問題をたくさん知ることができましたプログラム中に出会った人たちから大きなパワーをもらい、いかに自分の世界が小さかったということに気がつきました。」
--大学生・女性(2002年夏期プログラム参加)

「文献だけでは吸収できないものが沢山ありました。個人では、このような内容の旅行は不可能なので、プログラムのありがたさを実感しました。状況に合わせて、いろいろな説明をいただけたのもありがたかったです。」
--大学講師・女性(2004年春期プログラム参加)

Q25 「NPO」や「ボランティア」に関しては、聞いたことがある程度なので研修についていけるか不安です。 出発前に準備できること、必読書などがあれば教えてください。

A25 書物やインターネットを通しての情報収集、事前学習は予備知識を高めるためにも大切です。有意義な経験となるよう、計画、目的意識を持ってプログラムに参加しましょう。日本太平洋資料ネットワーク(JPRN)ではNPOに関連する数々の出版物も発行しています。JPRNの出版物リストは私どものホームページ、またはinfo@jprn.orgまでお問い合わせください。ご参考までに、JPRNが推薦する必読書は以下のとおりです。

「アメリカのNPOシステムーー非営利組織の現状と運営」
(日本太平料資料ネットワーク/1500円)

「パートナーシップ形成に向けてーー企業と行政と市民団体の新しい関係を考える」
(日本太平料資料ネットワーク/2000円)

「実践的NPOマネジメント米国研修報告書1999年版」
(日本太平料資料ネットワーク/2000円)

「実践的NPOマネジメント米国研修報告書2000年版」
(日本太平料資料ネットワーク/1000円)

「多民族社会アメリカ」
(明石書店/2400円)

「環境レイシズム」
(明石書店/2400円)

「サンフランシスコ発:社会変革NPO」
(御茶の水書房/2476円)

[サンフランシスコ市の環境保全と中間支援NPOの取り組み」
(特定非営利活動法人NPO birth/2000円)

「ボランティア活動を考える」
(岩波ブックレット/400円)

「災害ボランティアとNPO活動ーーアメリカ最前線」
(朝日新聞社/2100円)

「アメリカで仕事体験ーーNPOインターンシップの魅力」
(アルク/1800円)

「アメリカの人権のまちづくりーー地域住民のチャレンジ」
(解放出版社/1000円)

「みんながマイノリティーーアメリカに見る民族複合事情」
(現代企画室/2472円)

「アメリカのNPOーー日本社会へのメッセージ」
(第一書林/2476円)
 

プログラム参加要項