体験プログラム参加者インタビュー
インタビュー 1 2  3  4  5 6  7 8  9 10
11  12 13 14 15 16 17

体験プログラム
荒木 菜津恵さんプロフィール
愛知県出身 20歳 大学生

ボランティア活動歴は?  
今年3月に市の国際交流ボランティアに登録。その後中学生の姉妹都市派遣の前にちょっとした英会話教室のお手伝いをした程度です。


なぜこのプログラムに参加しようと思ったのですか?  
本当は語学留学をしたかった。しかし、大学は4年で卒業したいし、どうしても取りたい資格の単位が留学していたら4年間での卒業に間に合わないため、いろいろ考えていた。まず、学校を通して、安くて、1か月半のホームステイプログラムがあったのだが、それだと語学も中途半端になるし、ただ単に楽しかったからまた行きたい、という楽しさ優先になってしまうと思った。そして、単なる観光旅行もいつだっていける。それなら、海外に行って何か活動をして、少しでも得られるものがあり、自分の勉強にもなり、将来を決めるヒントを得られるものに参加しようと思ったため応募した。ちなみに、両親には「身近な所でボランティアをしないのに、なぜわざわざアメリカに出てそのような事をするのか」と反対はされました・・・。

プログラムで一番印象に残っていることは?  
ゲストコーナー。今まで自分が関わることのなかった人の話を聞くことができた。特にケンさんの話は、私が普通に日本で過ごしていたら、全く話を聞けるチャンスがなかったと思う。また、石さんの話を聞いて、人それぞれ、いろいろな生き方、いろいろな性格があるなぁ、と面白かった。

プログラムを通して得たことは何ですか?
様々な団体や、そこで活動する人たちや、また一緒に行動したメンバーや、JPRNの方々との出会いを通して、いろいろな考え方をする人がいることをたいへん楽しく感じた。今まで自分が考えもしなかったことを考えている人を見て、例え自分とは合わない意見を言っていても耳を傾け、関心させられた。これから社会に出て行くけれども、その中でもいろいろな人がいると思う。自分とはそりが合わない人も少なからず出てくると思う。そういう人達に出会っても、めげすに、その出会いを楽しめるようになれるような気がした。
あと、今、私は大学で英米学科に所属し、英語やアメリカの社会について勉強しているはずなのだが、全くもって自分の勉強不足を思い知った。そのおかげで、後期の授業が始まった今、しっかり学ぼうという、気持ちを新たに大学の授業に取り組めていると思う。

これからの目標は?  
まずは地域を大切にし、地域で活動できるボランティアなどがあったら積極的に参加したい。もっと行動範囲を広げて、いろいろな人に出会っていきたいと思う。

プログラムの参加は自分の将来を考える上で影響はありましたか?
はい。今までは将来なりたいもの、というのがまだあいまいだった。しかし、地域の人達を始め、いろいろな人達と出会い、関わる仕事がしたい、という考えが固まった。ただ、やりたいことがどうしても2つできてしまい、全くといっていいほど道が違うのでそれを悩んでいたが、どちらも真剣にチャレンジしてみよう、という気になった。そのために、今から真剣に勉強に取り組まなくてはならない、と、自分に言い聞かせることができるようになった。

参加を考えている皆さんに一言アドバイス  
このプログラムはホームステイではないので語学力は全くといっていいほど関係ありません。(それが少し物足りない、という気もしますが)活動中に出会った人達との会話も、伝えよう、という気があれば伝わります。
また、このプログラムは単なる観光旅行では行かないようなところへ行きます。2度とないチャンスだと思ってもいいと思います。自分の視野を広げたい、何かを得たい、何か活動したい、という人、参加してみるといいのでは・・・と思います。