体験プログラム参加者インタビュー
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体験プログラム
岩満 賢次さんプロフィール
岡山県出身 22歳 大学院生

ボランティア活動歴は?  
大学に入ってから様々な福祉関係のボランティアを行っていました。具体的には、児童養護施設で子どもに勉強を教える活動、障害者のためのレクレーション・スポーツ大会へ実行委員として参加、各種福祉施設での行事への参加・援助などなどです。


なぜこのプログラムに参加しようと思ったのですか?  
大学で福祉におけるNPO・ボランティアに関する研究を行っており、アメリカでのNPO・ボランティアを肌で感じてみたかったため参加しました。

プログラムで一番印象に残っていることは?  
ウオ-キングツアー。NPOは様々な社会問題と闘っているが、それはNPOだけが取り組んで、達成できるものではないということである。オークランドでは貧困問題、バークレイでは障害者問題といった社会問題に対して、政府・企業・大学などの地域機関・そしてNPOがそれぞれの役割を十分に認識し、活躍しているということである。それは、個々のNPOだけを見ても分からないことであったであろうし、社会問題の存在する地域を肌で感じることができた。

プログラムを通して得たことは何ですか?  
NPO・ボランティアに関するアイデンティティーに関しては日本においても様々な議論が存在するが、アメリカでは、様々な形態が存在し、自分達のミッションを達成するために必要な形態をとることができるということが理解できた。それは、人・もの・金・情報すべてにおいて言えることである。

これからの目標は?  
NPO・ボランティア以外にもサンフランシスコ近郊の町並みをゆっくりと体験することができ、サンフランシスコ近郊では、バリアフリーが進んでいることがかなり印象的でした。この現状をもっと多くの人に知ってもらい、日本でもバリアフリーが一層進むように貢献して行きたい。

プログラムの参加は自分の将来を考える上で影響はありましたか? アメリカに渡り、プログラムに参加し、プログラム参加者と交わることで自分の今の生活がいかに熱意に欠けていたかが、よく分かった。このプログラムやアメリカ、参加者から新しい刺激をもらうことができた。

参加を考えている皆さんに一言アドバイス  
多くの人が、NPO・ボランティアなどに関連した興味を持ち参加されることだと思います。しかし、NPO・ボランティアを考える時、NPO・ボランティアだけに集中して見てもなかなか本質は見難いものであります。NPO・ボランティアだけでなく、幅広く社会全体を眺めることをお勧めします。すごく短い期間ですので、すべては分かりきれないと思いますが、何かの契機になることを祈っています。がんばってください。