体験プログラム参加者インタビュー
高橋 季子さんプロフィール
北海道出身 20歳 学生
 

 


NPOやボランティア活動歴は?
国際協力系NPOの学生支部を作り、学生会員として1年間活動。

プログラム参加の動機
NPOがどんな風に社会に根付いているかを実際に見たかったから。

プログラムで一番印象に残っていること
実際にボランティアをし、さらに実際に活動している人々と話すことで、そのNPOを内から見ることができた。また、ボランティアの存在意義、NPOとボランティアの関係性(ボランティア・マネジメントなど)を知り、今までのボランティアのイメージが変わった。それらとともに、アメリカ社会にNPOが根付く大きな要因にボランティアの存在があったことを知った。

プログラムを通して得たこと
日本のNPOは根付くのか、という疑問を少しでも解決したくて参加したので、その答えとして「可能性はある」ということを感じた。しかし、可能性はあるが、自然発生的に放っといてできていくものではない。今回感じたのはアメリカのNPO、そしてそれをとりまくアメリカ社会をつくっているのは「人」なんだということ。当たり前だけど、NPOを作る・NPOに関わる・勤めるのは、やはり「人」で、各々がそれだけの問題意識・モチベーションがあってコミットメントするんだということ、そしてそれができるようになっている社会も「人」によってできているんだということを、あらゆる場面で感じた。また、ここでの出会いがこのプログラムをより良いものにしたと心から思っているし、これからも大切にしたいと思う。

これからの目標
自分のしたいことをはっきりさせ、そのために自分がどんな形の中でどういう存在でいたらよいのかを見極めて、進んでいきたいと思う。自分の心にひっかかるものを大切にしたい。

プログラムの参加は自分の将来を考える上で影響があったか。
はい。「人」で成り立っている社会の中で、私もその一構成員として社会に存在していかなくては、何もできていかないということを考えさせられた。とにかくなにかやってみようという気になった。

参加を考えているみなさんに一言
なんでもそうですが、何か気にかかるなら、まず、踏み出してみることが大事です。このプログラムは、概要を読んで何か心にひっかかる人なら誰でも、必ず何かを持って帰れると思います。経験や知識を幾らか持っている上でアメリカのNPOを見てみたい人も、経験も知識もないけれど、いったいなんなのか気になる人も、ボランティア活動がしてみたい人も、アメリカ社会と市民活動が見たい人も、同じプログラムのはずなのに、それぞれが様々な視点で見ることで、各自きっとそれぞれの何かを得られるはずです。また、いろんな視点の人が集まり話し合うことで、自分だけでは得られなかったものも得られます。常に自分の視点を大切にし、出て来た疑問は内に秘めず、あらゆる他者の意見に耳を傾けると、思っていたよりもずっとずっと沢山の事を得られると思います。積極的にこのプログラムを自分のものにしようと思って頑張ってください。